皆様ご機嫌いかが?
ミソラレミです。先日4月8日(土)22時~24時は、
「シナリオ講座実践編」ということで、皆さんには
課題シートとキャラクター設定から「すべてを失って」について
皆さんと考察させていただきました。
「すべてを失って」は、主人公は最悪の状況に追い込まれて
失意のどん底で希望のかけらもなくなるといった部分になります。
当日課題を発表頂いた方々の中で、状況描写をつかって
逃げ場のなくなり、助けてくれる唯一の希望も途絶えてしまい、
主人公が孤独になるといった状況を作られました。素晴らしいです。
さらに良くなるための方法としては、状況描写を「誰の視点」で描くか
というところを意識されると良いと思います。主人公の視点なのか、
見守る傍観者の視点なのかです。ただこの「すべてを失って」という
部分は主人公が失意の淵に立たされるといった部分ですので、
主人公の主観か主人公を客観的に描くかに統一した方が、読み手に
混乱を与えずに済むと思います。皆さんもご自身の作品を書かれる
際に、描き方の統一を意識してみるとより緊迫した状況を読み手と
共有できるような作品になると思います。お試しくださいね☆
次回は4月22日(土)22時~24時にカレッジの講堂にておこないま
す。次回は物語における「心の闇」を皆さんと考察できればと
思います。「心の闇」は、「すべてを失って」のシーンで最悪の状況に
追い込まれて失意のどん底で希望のかけらもなくなった主人公が、
それでも前に進まなくては、日々を生きていかなくてはならないので、
自分自身に問いかける「悟り」のシーンとなります。
次回の課題はコチラです→http://xfs.jp/1DqjNK
課題は続きからですが、新入生の方々もどなたでもご参加OKですし、
過去の課題やご自身の作品を私が拝見させて頂いて所感をお話
させて頂く形でもOKです。
次回もよろしくお願い致します♪
ミソラでした。